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暮らしと水

水を飲むことの健康・美容効果とは?
おすすめの飲み方を紹介

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「水は健康や美容にいい」と言われる理由を知ることで、日々の水分補給をより大切にできるでしょう。そこで本記事では、水分補給が人の体に欠かせない理由や水を飲むメリットなどをご紹介します。必要な量や飲み方にも気をつけながら、水分補給による健康・美容効果を高めていきましょう。

十分な水分補給にはどんな健康・美容効果やメリットがある?

人の体には多くの水分が含まれていて、不足すると体調不良の原因になりやすいと言われています。
そもそも体内で水分はどんな役割をもっているのか、そして水を飲むことで健康・美容にどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

体の中で水が持つ役割

体の50~70%、つまり半分以上が水分でできていると言われていますが、年齢を重ねると徐々に水分の割合が減ってきます。

体内の水分は、血液という形で栄養素や酸素を運ぶ、尿として体内で不要となった老廃物を体外に排出するなどの重要な役割を果たしています。尿量が減少すると老廃物を溜め込み、さまざまな病気や症状を引き起こす原因となります。

腸で食べ物の消化や吸収がされる際にも、消化液として多くの水分が使われています。摂取する水分が少ないと便が硬くなり、出にくくなることも。
さらに、水分不足などで脱水症状が進むと熱中症など命にかかわることもあります。体内の水分の20%以上が失われると、死に至ると言われています。

水分補給の健康・美容上のメリット

厚生労働省では「健康のため水を飲んで、熱中症や脳梗塞などの重大な事故から尊い人命を守る」ことを目的とした『「健康のため水を飲もう」推進運動』を2017年から10年以上にわたって実施しています。

水を飲むことで期待できる健康・美容上のメリットには、次のようなものがあります。

脱水を防ぐ

体内の水分は、食事や飲料で摂取しないと汗や尿で外に出ていく一方です。摂取する量よりも排出する量が多くなると、脱水症や熱中症などのリスクが生じます。脱水によって、脳梗塞や心筋梗塞など命にかかわる事態に陥る危険性もあります。
こまめに水分補給をすることで、脱水を防ぐことができます。

血行をよくする

体内の水分量が少なくなると、血流が悪くなり、栄養素や酸素が全身に行き渡らなくなります。結果として免疫が下がったり、臓器の働きが弱まったりすることがあります。
血流を滞らせないためにも、しっかり水分をとりましょう。

老廃物を体外に排出させる

尿や便の量が少なくなると、老廃物が体内に貯まってしまいます。膨満感などで食欲が低下してしまうほか、肌の各層の水分量が減少することによってバリア機能が低下し、肌荒れや吹き出物ができるなど、美容にも悪影響です。
水分を十分にとることは、老廃物を尿や便として体外に出すためにも重要です。

代謝を上げる

体内の水分量が少ないと、細胞が入れ替わるスピードが遅くなり、代謝が下がる原因となります。ダイエットなどでカロリー制限をしていても、水不足の状態だと代謝も落ちてしまうため、努力した分だけの結果が期待できなくなってしまいます。ダイエット中でも水分をしっかり補給することが大事です。

ストレスを軽減させる

カルシウムやマグネシウムが不足すると交感神経が優位になり、イライラしやすくなったり、寝つきが悪くなったりして、ストレス増加につながることがあります。
天然の水にはカルシウムやマグネシウムといったミネラルが含まれていて、神経を鎮静させる作用があると言われています。
ミネラルウォーターの中には、カルシウムやマグネシウムが豊富に含まれている水があるので、ストレスを感じやすいときには、そうした水を選ぶとよいでしょう。

健康・美容効果を高める水の飲み方

水分補給の効果を最大限に得るためにも、正しい飲み方も意識してみましょう。

1日に必要な水の量

体格や運動量などによっても異なりますが、基本的に、人は1日に約2~2.5リットルの水分が必要だと言われています。食事からも水分をとっているため、水分補給として必要な量は、1日に1.2~1.5リットル程度と考えておきましょう。

飲むべき水分の種類

水分補給に最適なのは、「水」です。
日本の水道水は世界の中でも安全なことで知られていますが、消毒に塩素が使われていて、味やにおいが気になる方もいるでしょう。その場合は、味がよく、ミネラルも含まれている天然水がおすすめです。

水分補給に適していない飲み物もあります。例えば、カフェインが多く含まれているコーヒーやお茶、お酒類は利尿作用が高いため、尿の量が増えて、かえって水分不足を招くことがあります。また、ジュースやスポーツドリンクなどの清涼飲料水は糖分が高いため、飲み過ぎないように注意が必要です。

水を飲む頻度

1日に必要な水分補給の量(約1.2~1.5リットル)は、一気に飲むのではなく、こまめに分けて飲む必要があります。
1日8回程度の水分補給を行い、1回につきコップ1杯(約200ml)ほどの量を飲むように心がけましょう。

水を飲むタイミングとしては、特に起床時、入浴の前後、就寝前など汗が出る前後を意識するようにしましょう。あとは一日中こまめに水分補給をするのが理想です。
食前に水を飲むと胃酸が薄まり、消化を妨げる可能性があるので、食事の直前は避けたほうがいいでしょう。
もちろん、運動の前後にも積極的に水を飲んでください。喉が渇く前に水を飲むことを習慣化するようにしましょう。

気をつけたい水の温度

水の温度にも注意が必要です。冷え過ぎた水を飲むと内臓に負担がかかるので、氷水などはおすすめできません。暑いときや運動したときなどは適度に冷えた水でもよいですが、それ以外は常温の水や、白湯など少し温度が高めの水を飲みましょう。
自宅にウォーターサーバーを導入すれば、いつでも安心・安全な水が飲めるだけでなく、冷水とお湯がすぐに出せるので、簡単にお好みの温度に調整できます。

こまめに質の高い水を飲んで健康・美容効果を高めよう!

健康に良い食べ物を摂取したり、運動したりと、健康を意識する人は増えていますが、意外と忘れがちなのが水分補給です。どんなに健康を意識しても、水分不足では健康の維持・増進は図れません。また、水なら何でも同じと思いがちですが、毎日多くの水を体に取り込むことを考えると、安全で美味しい水を飲みたいものです。
天然水は美味しいだけでなく、水分とともに天然のミネラルを摂取できます。ぜひ毎日の生活に取り入れ、健康でみずみずしい生活を送りましょう。

執筆者プロフィール

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山中 亜希(アクアソムリエ、アクアデミア校長)
2004年、ミネラルウォーター専門店「AQUA STORE」の立ち上げと同時にイタリアにてアクアソムリエの資格を取得。2008年より、アクアソムリエを養成するミネラルウォーターの専門スクール「AQUADEMIA」を開校し、校長に就任するとともに、「AQUA STORE」のディレクターとしても活動。ミネラルウォーターの正しい知識・情報の普及のために、セミナーや講演、企業へのコンサルティング業務などを行っており、海外からもセミナーの講師として招聘されている。
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